再就職手当て受給の手続き

再就職手当ては失業手当て受給者に支給されるもので、早期の再就職を促すために設けられたものです。ハローワークで条件の確認などの手続きを行い受給資格が決定します。再就職手当ては基本手当ての給付日数が一定以上残っている場合に支給されます。再就職手当ては事業主となる場合にも支給されます。

 

就職をして雇用保険の被保険者となる場合にも、再就職手当ての対象となります。再就職手当ては申請期間が過ぎてしまうともらえなくなりますので注意しましょう。再就職をした翌日から1ヶ月以内に申請を行います。事業主の署名と捺印が必要となりますが、再就職手当支給申請書というのがありますので事業主に渡すと記入してもらえます。

 

申請書と一緒に雇用保険受給資格者証を提出して手続きを行うと、再就職手当てをもらうことが出来ます。どうしても申請期間までに書類を提出出来ない場合には7日間だけ延長することが出来ます。申請をしてから1ヶ月~1ヶ月半ほどは調査期間となります。安定した職業に就くことを目的としていますので、勤務状況などを調査します。

 

再就職手当ての支給が決定すると指定の口座に手当てが振り込まれます。本人宛ての郵便も届けられます。再就職手当てはもらうためにいくつかの条件をクリアしなくてはなりません。正社員か派遣かによっても違いますし、退職理由が会社の事情によるものか、自己理由によるものかなどによっても変わってきますので確認しておいたほうがいいと思います。